日記の書き方を見直して「今年こそ」続ける方法
年の初めである1月や年度の初めである4月に「何か新しいことを」と考えた時、その代表的なものに「日記を書く習慣」があります。
ただ、最初は張り切って始めたものの、数日で挫折してしまったことはありませんか?
日記の書き方に関して、まずは習慣化するための書き方を考えることからスタートし、その後の充実化まで含めて紹介していきます。
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目次
「日記」カテゴリー現在地の確認
当サイト内にて、「日記」カテゴリーは以下の4記事から構成されています。
読み進めていただく中で、必要に応じてリンク先より関連記事も参考にしてください。
日記をつける全手順(書き方・効果・とっておき)(全体のまとめ・要約)
日記の書き方を見直して「今年こそ」続ける方法(個別記事①)【現在地】
↓
日記を続ける効果・メリットと注意点(個別記事②)
↓
マインドマップによる日記の書き方(個別記事③)
日記の書き方における「習慣化」の位置付け

「日記の書き方」は、究極的には“自分がやりたいように書けばいい”ことに尽きます。
もっと言うと、“続けることができれば成功”であり、“習慣化できた方法が良い書き方”です。
日記を習慣化するには極限までハードルを下げる
日記を習慣化するための近道は、ハードルを極限まで下げることです。
例えば、一言だけ書いてある日記を「これは日記ではない」として長い文章を書いたものの、1日で挫折したらどうでしょうか。
たとえ一言でも一年間続けた方が日記としては“成功”だといえます。
過去に「なぜ日記を習慣化できなかったのか」検討する
今度こそ日記を書こうと決めた人は、過去に挫折を経験しているはずです。
同じことを繰り返さないためにも、少し時間を使って「なぜ日記を習慣化できなかったのか」をぜひ検討してみてください。
多くの場合、以下のような内容に集約されてきます。
- スタートして数日後には面倒になって自然消滅した
- トピックとなるような内容がなく、毎日同じようなことを書く意味が分からなくなった
やはり、ハードルを下げて続ける仕組みを作ることが最重要課題となります。
あえて「中途半端な時期に日記を開始する」ことで習慣化を図る
学生の頃、新しいノートの最初の数ページはキレイに書き、その後は雑になりつつも馴染んでいった経験はありませんか?
日記についても、年の初めの1月や年度始めの4月について、数日間は「キレイに」「完璧なもの」を目指したくなります。
ただ、それは続かずに挫折の要因となってしまうのです。
それならば、いっそのことあえて「中途半端な時期に日記を開始する」のは非常に有効な手段です。
以下のような方法で中途半端な時期に開始すれば、本来のスタート時期には馴染んだ状態で日記を書くことができるはずです。
- 日記帳の「(1月スタート日記の)12月」「(4月スタート日記の)3月」カレンダー部分を利用する
- 日記帳にフリー記載ページがあれば、当該部分を利用する
- 別のノートや白紙を利用する
日記の書き方(日記の種類・記載項目)

ここまで日記を書くハードルについてお伝えした上で、実際の日記について説明します。
最初期は極力シンプルに書き慣れてきたら充実度を高めるといった工夫をすることで、無理なく理想の日記ライフを送ることができるでしょう。
日記の種類
日記の種類としては文章を複数行書いていくやり方が一般的でしょう。
ただ、学生時代の宿題のように形式を指定されているわけではないのですから、それにこだわる必要はありません。
以下の内容を参考に、日記の種類を検討してみてください。
- 文章で日記を書く
- イラストで日記を書く(描く)
- 箇条書きを使いながら日記を書く
日記の記載項目
日記の記載項目としては、多くの項目が考えられます。
上記の種類との組み合わせで、項目をチョイスしてください。
- その日あった出来事
- 出来事にまつわる感想・気分
- 自分が取り組んでいることなどのトピック
- 今思っていることを、その日の出来事と関係あるなしにかかわらず吐き出す
- 天気・気候、世間的なニュース
日記の書き方は固定しても流動的でも問題なし
日記の書き方は、自由なものです。
性格によって、また日記を継続するためにより良い方法を模索してみてください。
書き方や項目についても、一年の中でどう捉えるかはあなた自身が決めるしかありません。
- 一年間書き方と書く項目を決めておき、それを変えることはしない
- その日の気分によって書き方や書く項目を自由に変え、固定はしない
- 平日の書き方と土日の書き方を変えるなど、一定の法則で書き方を変える
さまざまな日記の書き方にチャレンジする

日記を書くことについて習慣化ができれば、そのままのスタイルで継続するのも、あるいは様々なチャレンジをしてもいいでしょう。
日記の書き方については書籍も出ていますし、翌年の手帳が出るころには雑誌で特集されることも多いです。
あなたに合いそうなものを探してみるのも楽しいものです。
「うまくいかなかったら、元のやり方に戻せばいい」くらいの気楽な気持ちでやってみてください。
日記の書き方を見直して「今年こそ」続ける方法・まとめ
日記の書き方に関して、まずは習慣化するための書き方を考えることからスタートし、その後の充実化まで含めて紹介してきました。
それを踏まえて今回の内容を振り返ります。
ポイント振り返り
●日記の書き方における「習慣化」の位置付け
過去の失敗を分析しつつ、極限までハードルを下げることがおすすめです。
試走の期間を設けるために、日記を開始する時期を変えるのも習慣化の助けとなります。
- 日記を習慣化するには極限までハードルを下げる
- 過去に「なぜ日記を習慣化できなかったのか」検討する
- あえて「中途半端な時期に日記を開始する」ことで習慣化を図る
●日記の書き方(日記の種類・記載項目)
日記の書き方は自由です。
小学生時代の宿題のように、決められた書き方があるわけではありません。
ただ、自由であるがゆえに難しくなる側面もありますので、一定のパターンを知っておくと始めるのが楽になります。
- 日記の種類→文章・イラスト・箇条書き(併用)
- 日記の記載項目→その日あった出来事(と感想)、マイトピック、その日のニュースなど
- 日記の書き方は固定しても流動的でも問題なし
当初思い描く完璧な日記ライフである必要はありません。
まずは習慣化することを第一に、気楽に続けてみてください。
